学院コレクション

 

ヘイティキ(ペンダント)

ニュージーランド

素材 軟玉(なんぎょく−ネフライト)、鮑(あわび)貝
世紀 20世紀末〜21世紀初頭
寸法 11p(紐除く)
備考 マオり族
資料番号  

 

ニュージーランドは軟玉(ネフライト)の産出国で、原住民のマオリ族はこの石を彫刻して「ヘイティキ」と呼ばれる胸飾りを作ってきた。
ヘイティキは口が大きく、口の両端に一本づつ歯が出ていて、舌を出している。足は内側に曲がっている。じつに奇妙な形だが、幸いを招く祖先の像だといわれている。
このヘイティキは現代のものなので目の部分は鮑(あわび)の貝で縁取ってあるが、古いものだと封印用の蝋(ろう)を利用して赤く縁取ったものもある。

参考資料「日本宝飾クラフト学院メールマガジン」23号(2004.12.10配信)


 
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