学院コレクション


象牙蒔絵櫛・笄

素材・技法 べっ甲蒔絵
時代 江戸末期(幕末)〜明治
寸法 櫛9p、笄16p
備考 牡丹形櫛、藤に燕模様
分類項目 ED象牙櫛笄


時代を経ているため象牙はだいぶ黄色味が強くなっている。
櫛には蔦(つた)を伸ばした藤が描かれ、 笄の片側には同じく藤の図があり、もう片側には燕(つばめ)が描かれている。
軸は真ちゅう製で3分の2位のところで差し込み式になっている。
象牙が貴重な素材だった。
あまり描きこみすぎては象牙の肌が見えなくなってしまうため、余白を充分にとっている。

参考資料「日本宝飾クラフト学院メールマガジン」第24号(2005.1.11配信)



 
著作権は、日本宝飾クラフト学院に帰属します。
本サイトに掲載されている全ての文章および画像の無断使用は固くお断りします。